インスタや家ブログを見ていると、お洒落なお家のキッチンが”キッチンハウス”なんてことよくありますよね。
リクシルやらパナソニックは分かるんですが、キッチンハウスって何?って思ってました。
積水ハウスの営業さんに聞くと最近こだわりのあるお宅ではよく採用されるメーカーとのこと。
もちろん田舎にはショールームはなく、ちょうど都内に用事があったので世田谷まで行ってきました。
キッチンハウスって
まず、キッチンハウスについて紹介します。
知ってるよって方は読み飛ばしてください。
キッチンハウスは1975年創業のキッチンメーカー。
エバルトというヨーロッパでよく使用される高機能メラミン素材が特徴です。
ワークトップにも扉にも使うことが出来て、木や石、モルタルといったものの再現力が高く、デザイン性の優れたキッチンが作れます。
印刷されてるだけでなく、木目に沿って凹凸があるので、まるで無垢の一枚板のようです。
アイランド型やペニンシュラ型、デュエ型でも同じ価格なので、自由に好きなレイアウトを選べます。
各国内メーカーの上位シリーズより少しお得ぐらいの値段設定かなぁって感じです。
ショールーム見学

2023年1月積水ハウスにて大まかな間取りが決まったところで見学に行きました。
この時点での気持ちは、キッチンハウスはお洒落ではリクシル・パナより上でも、使いやすさは国産メーカーでしょ、って感じでした。
いくらお洒落になっても予算オーバーだろうし・・と。
何より主人が「家を小さくしろー、高いオプションやめろー。」モードだったので、参考までに見る程度でした。
それが30分もしないうちに、2人ともキッチンハウス、もしくは姉妹ブランドのグラフテクトだね、と魅了されてしまいました。
どこがそんなに良かったのかについて、細かく説明していきます。
接客・提案力が素晴らしい
予約時間の10時ちょうどに着いたのですが、担当の営業の女性がお出迎え。
対応がまるで高級ホテルのフロントのよう。
遠くから来た我々に「お手洗いは1階だけなので、よければお先にいかがでしょうか。」と聞いてくれました。
実は行きたかったんですが、こちらから開口一番にトイレ……とは言いにくかったので、大変ありがたかったです。
展示を見る前に、打ち合わせスペースにて間取りや希望するキッチンについてパンフレットを見ながらヒアリングスタート。
したいことやなんとなくのイメージを伝えると、どんどん提案してくれます。
そのあと展示してあるキッチンで標準とオプションの違い・金額差について説明してくれるのでとても分かりやすいです。
とにかくお洒落

無機質なかたまり感のあるフォルム。
生活感を排除し、徹底したシンプルさの中の様式美。
キッチンハウスのウリであるエバルトは機能面も優れているのはもちろんなこと、木目などの再現力の高さに驚きました。
ダイニングテーブルは無垢の一枚板に憧れているのですが、キズやシミができそうで悩ましいです。
エバルトであれば無垢のような見た目で、熱や汚れ、キズにも強いものとなります。
キッチンハウスではキッチンの面材と同じテーブルを作ることが出来るので、統一感もあります。
キッチンなのに生活感がない……
これまで行ったどのショールームのキッチンよりもお洒落でした。
我が家の選んだもの

ここからは我が家のチョイスをお伝えしていきます。
プリフィーノキッチンという積水ハウス向けの設定の中から選びました。
カラー・レイアウト
レイアウトはデュエという、シンクと加熱機器が2列のタイプにしました。
キッチンハウスは他メーカーに比べるとサイズが大きいです。
小さい方を選んで、シンク1850㎜、加熱機器1750㎜でした。
カラーはシンク側はモルタル感の強いピアノべトン。
加熱機器とカップボードは自然な木目の美しいノッティナチュラルにしました。
シンク
シンクはスクエアシンクとポケット付ステンレスシンクが選べます。
どちらでも値段は一緒なのでお好みでいいかと思います。
スクエアシンクの方がすっきりしていてお掃除は楽そうです。
が、我が家は釣りが趣味なので魚を捌くことが多いです。
天板で捌くと血やウロコで汚れて大変そうなので、水切りプレートの上にまな板を置くことになりそうです。
なので、うちは水切りプレートがよりしっかりしていたポケット付ステンレスシンクを選びました。
水栓
ミネラルウォーターを買うことはないので、浄水器付きが希望です。
メイスイ製のグースネックモデルがお洒落でそれほど高くなかったので、こちらにしました。
加熱機器
我が家はプロパンガス地域なので、オール電化。
キッチンハウスは残念なことにIHコンロの選択が非常に少ないんです。
オプションで高いものを選んでも、サイズと見た目が良くなるしかなく、機能はそれほど変わりません。
うちは文化鍋でご飯を炊いているので、オールメタル対応がどうしても欲しいので、加熱機器無しにし、あとから入れることにしました。
レンジフード
レンジフードも「お手入れは1年に1回だけ。簡単に洗えます。」みたいな機能のものは設定にありません。
標準品でも見た目はおしゃれで、掃除や分解は簡単そうだったので、そのままにしました。
ズボラなので掃除が楽なものに惹かれますが、選べたとしても高いのでヨシとします。
食器洗い機
今の家では国産メーカーの浅型で特に困ってはいないんですが、海外メーカーのものにしてみました。
海外メーカーの良いところは、大容量で洗浄力が高い点です。
今、食洗器があっても、結構手洗いもしています。
海外メーカーのものは、お弁当箱や鍋やフライパンも洗えるそうです。
手洗いすると手が荒れるし、洗ったものを置く場所も必要になるのですっきりしていいかなぁとも思ってます。
有名なミーレはメーカーからの出荷が少なく現在は選べないため、ボッシュの45cmにしました。
カップボード

カップボードはフルトールにしました。
フルトールを選ぶと真ん中の上部が垂直フリッパー扉となり、家電をすっきりしまうことができます。
使用時には上の写真のように扉を収納できてしまうので、扉が邪魔になることもありません。
来客時には扉を閉めることで、生活感のないスッキリとした空間に出来るんです。
こういったものは他社ではないので、調理家電をいっぱい持っている人にはおすすめです。
ダイニングテーブル
キッチンハウスではなんと、ダイニングテーブルもキッチンと同じエバルトで作ることが出来ます。
値段もサイズ関係なく17万円と見た目の割にお手頃。
ノッティナチュラルの木目が大好きなので、これのセンターレッグにしました。
見積もりは
キッチンハウスでは約250万円でした。
先日積水ハウスから値引き後の値段を聞いたんですが、186万円だそうです。
安ーいと思ったんですが、食器洗い機は後日納品になるので、この金額とは別に契約する必要があるみたいです。
IHコンロも購入しなくてはならないので+50~60万ぐらいでしょうか。
リクシルと比べるとダイニングテーブルが含まれている分、お買い得感はあります。
見た目はリクシルのリシェルよりお洒落で、色も好み。
引き出しとか収納部分が便利そうなのはリシェル。
エバルトよりリシェルのセラミックトップの方が丈夫そう。
金額も大きいし、どちらも一長一短なのでもうちょっと悩みます。
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