ラブラドールを飼いたいと思ったのは、レトリバーが大好きだから。
レトリバーは頭が良くて、人にフレンドリー。
生涯の伴侶として最高です。
ただ、これまでワンコ達とのお別れが毎回大変つらかったのです。
そこで、うちの子の子孫が手元にいれば少しはつらさが和らぐのでは…と考えました。
繁殖するには、我が家の基礎となる最高の牝犬を手に入れなければなりません。
そこでペティグリーアワードを受賞されているブリーダーさんのHPを検索したり、当該犬の写真を見て自分好みの犬を作出している犬舎を探しました。
ドッグショーの東京インターや本部展にも見学に行き、ここだと思う犬舎を決めたのでした。
それが岡山県にあるK.Trois Amour Caneさんという犬舎です。
ドッグショーに出したりしながら、繁殖も考えたいことを伝えるとショータイプの子を譲っていただけることとなり、シエラと出会うことができました。
シエラの血統
シエラの血統証明書上の名前は、K.Trois Amour Cane Q-Sierraとなります。
父犬はイギリスの名門犬舎ロチェビーから来たオリバー君。
母犬は2017年ジャパンインターナショナルドッグショーにてリザーブクイーンとなったエマちゃん。
大変素晴らしい両親の元産まれた女の子です。
ブリーダーさん宅にて3か月ショータイプかどうか見極めていただき、大丈夫だろうということでお譲りいただきました。
ドッグショー
どんなに素晴らしい血統の犬を手に入れて、うちの犬は素晴らしいと飼い主が主張しても他者からの評価がなければ信憑性がありません。
ドッグショーには様々な問題点もありますが、繁殖するには最低限JKCのチャンピオンである必要があると私は考えます。
ドッグショーは見た目の美しさだけで評価されるわけではありません。
普段とは異なる環境であるショーリンクで、犬種の持っている機能的な動きを表現できなくてはなりません。
見知らぬ審査員に身体中触られ、口の中を確認されても拒否することなくじっとしていることが求められます。
チャンピオンであるということは、犬のプロである審査員から、犬種標準からみて失格となるような欠点がなく、人に危害を加えたりすような気質ではないというお墨付きを得たという証明です。